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結婚を後悔させる理由があふれている
それでも離婚しないのは
愛が消えぬから・・・?
「結婚なんて面倒なだけ」そんなことを口ずさんでいた夜オンナも、いつしか妻となった。そして、生まれて初めて経験する〝ひとりではない幸せと喜び〟けれど幸せなんてつかの間だった・・・結婚とは・・・後悔するもの? 過ぎゆく時間に問いを立てる・・・

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嫁がいない夜を満喫する旦那のだらしなさ


夫を家に残して外泊することがあった。

夫婦だからと毎日毎夜一緒に居ると息が詰まるというか、互いの距離感が麻痺してしまいそうな気がしたから、時折、私が外泊して互いにひとりの夜を過ごすことをしてきた。
そうはいっても、夫には出張という大義で定期的なひとりの時間が約束されていたから、妻である私にだって同じような時間があってもいいはずだ。
私が外泊することのメリットはもうひとつあった。
それは、専業主婦だった私はほぼ24時間、家に居たから外泊によってリフレッシュすることは私のメンタルにはなによりもの良薬だったように思える。

さて、妻が不在の夜。夫にとっては自由気ままなパラダイスであるらしい。

誰からも束縛されず、小言も聞かずにすむ至福のひととき……。
ちょっと待って…
私がいたところで君はいつも自由気ままに暮らしているじゃないか?
妻の心配をよそに食べたらすぐにリビングで寝てしまう。用意した食事だって冷め切ってしまうまで放っておいてテレビを見ながらスマホをいじっている。
私が居ようが居まいが、好きにやってるじゃないか?それでも、私の存在そのものがなければ尚良しと言うなら、よほどのこと君は妻を必要としていないのかい?
――低俗な愚痴はここまでにしておこう。

その日、車を少し走らせた距離の温泉宿に一泊してきた。
見かけは物寂しい主婦のひとり旅?だが、当の本人は主婦業から解放されて子供みたいな旦那の行動も視界に入ってこない幸せなひとときだ。
一方、旦那は私同様に自由な時間を満喫していたと思われる。

けれど、互いに満足な半日を過ごした翌日、帰宅すると家の中は散らかり放題のまるでプチゴミ屋敷状態なのだ……。

リビングには敷きっぱなしの寝床と雑にめくられたまんまの布団。
その周りには漫画と雑誌が散乱していて、ダイニングに視線を見やると食卓の上には食べ残した食材がそのまま放置されている。ため息交じりで視線を戻すと漫画と雑誌の上には脱いだ服がそのまま散らかっている……。
なんだこれ?
たかがひと晩でさんざん荒れ放題の我が家。

専業主婦のリフレッシュ外泊の翌日は、情けない気分で後片付けに追われていた。

欲を言うならだ…
「おかえり。リフレッシュできたかい?」の言葉がない代わりに一通りの家事をこなしてくれていてもいいじゃないか。完璧なんてもとめやしない。最低限の自分が汚した後始末をしてくれていればリフレッシュは深まり「きのうはありがとうね」と心底思えるのに…。

こんな夫を家でひとりにしておけば家の中がどうなってるかと思うとイヤになった。
どうして男ってこんなだろう?
そう思い出すと決まって考えるのはひとつ。
ひとりって楽だなあと思うこと。
自分のペースで自分が生きやすいように自分だけの生活環境をキープするには、根本的にひとりで暮らしていることが絶対条件なんだろうなと思った。
結婚して後悔する旦那の生活態度は、ひとりにさせると修正抜きで汚点だけが目に映るのだった。
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