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結婚を後悔させる理由があふれている
それでも離婚しないのは
愛が消えぬから・・・?
「結婚なんて面倒なだけ」そんなことを口ずさんでいた夜オンナも、いつしか妻となった。そして、生まれて初めて経験する〝ひとりではない幸せと喜び〟けれど幸せなんてつかの間だった・・・結婚とは・・・後悔するもの? 過ぎゆく時間に問いを立てる・・・

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結婚に後悔する理由のひとつ 手料理は「テレビ 新聞 ネット」のあとで


結婚して後悔することのひとつに夫の生活態度がある。

つまり、男のだらしなさが目に余る時。

彼が仕事から帰ってくるだけで気分がピリピリし始める日があった。
もちろん疲れているんだろうとは思う。けれども、あまりにもだらしないのだ。
そのだらしない姿を一日中みせられてしまえば私のイライラが止むことはなかった。

家に帰ればまず、早々と寝間着に着替える夫。
そうして、テレビを見ながら食卓に晩ご飯が並ぶのを待っている。
じゃあ、だされたご飯をみて嬉しそうにパクついてくれたならよいが、決してそうじゃない。
ホカホカのできたてのご飯はそっちのけ「テレビ、新聞、ネット」を終わらせてから、食事が冷め切ったところでようやく箸をつける夫。

「ふー!くいすぎだー!」
これが、食後の夫が吐く決まり文句だ。
「kakoちゃん、今日もつくりすぎじゃない?」
そんな言葉を浴びる日もあった。

「だったら……残してくれたらいいよ」
そんなことを夫につぶやくと、こんな言葉が返ってくる。
「僕はケチだから前にあるものはゼンブ食べるよ」
詰まるところ、余るほど作ってしまった私に問題があるとなる。

こんなだから、夫のすること言うことゼンブが私のイライラとなる……悪循環だ。
そして、なにかことあるごとに軽い非定形のセリフをはく夫の態度が私の感情をピリピリさせるのだ。

食事を終えてソファに寝っ転がり、ただただテレビを見入る夫。
どうでもいいが、さっきからしきりにチャンネルを変えるのはなぜだ?
いちいちテレビの言うことに文句を言うのはなぜだ?
とにかく、目の前にいる誰かに対し否定的であることが彼の人柄なのか?
テレビに文句を言うのならチャンネルを変えれば良い。
出された料理が多いのなら残せば良い。
とにかく、ポツリとひと言、否定的な言葉を添えるのをやめてくれ。
私はテレビじゃない。あなたの妻なんだ。
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