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結婚を後悔させる理由があふれている
それでも離婚しないのは
愛が消えぬから・・・?
「結婚なんて面倒なだけ」そんなことを口ずさんでいた夜オンナも、いつしか妻となった。そして、生まれて初めて経験する〝ひとりではない幸せと喜び〟けれど幸せなんてつかの間だった・・・結婚とは・・・後悔するもの? 過ぎゆく時間に問いを立てる・・・

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配偶者に言われて傷ついた言葉は抗不安薬でごまかすしかなかった


旦那に言われて深く傷ついた言葉がある。

「kakoちゃんのこと、いい女だとはもう思わないし」
この言葉は、夫の女遊びを強く責めた後に聞かされたものだ。
一瞬、カーッとなりはするが少し時間がたてば暗く深い悔しさが私の心に蔓延してきた。
彼にとって、私は妻でも配偶者でもなく人生のパートナーでもなく〝女〟なのか?
もしそうなら、老いるまで共に生きる価値が二人にはあるのか?
考えればキリが無く、決して円満な夫婦生活だとは言いにくい自分たちを後悔する感情ばかりが走る。
もういい女だと思っていない夫にどう接すれば良いかがわからない……。

そんな私が出した結論はこうだ。
〝いい女〟になろうと努力することだった。
身体的な女度が歳を重ねるにつれて落ちていく一方なら、気遣いや主婦スキルで反比例的に補っていけばいいんだ…。
そう考えた私は、些細なことで夫に不満を口にするようなことをやめ、何か気に障ることがあったとしても寡黙に、そして笑顔を引っ張り出した。
けれど、これが私の健康状態を悪い方へと導く精神的疲労となる。

そのころ、私はパート勤めをしていた。
肉体的な疲労に加えて、配偶者に捨てられてしまいそうな激しい焦り。
暗く重い重圧にドーンと押し込まれるようにして、気がつけば心身の限界に達していた。

やがて抑うつ状態となり精神科への通院が始まった私。

もっとも通院だけで回復すればよかったのだが、入院が必要な病状になってしまった。
さいわい、うつ状態がズルズルと長引くようなことにはならず、その後の服薬は終了している。

言っておくが、夫に傷つけられたことが理由でうつ病になったとは思わない。そもそも、何を言われようが愛がすり減ってしまうことなんてないんだろうから。
けれど、結婚して幸せになりたい気持ちとは裏腹に精神科に入院するほどくたびれてしまった私の新婚時代。
いい女だったから結婚した?じゃあ、これからの二人はどうなるの?
あなたにとって私の存在価値とは……?
答えのない問いに答えてくれるのは抗不安薬の薬効だけだった。
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