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結婚を後悔させる理由があふれている
それでも離婚しないのは
愛が消えぬから・・・?
「結婚なんて面倒なだけ」そんなことを口ずさんでいた夜オンナも、いつしか妻となった。そして、生まれて初めて経験する〝ひとりではない幸せと喜び〟けれど幸せなんてつかの間だった・・・結婚とは・・・後悔するもの? 過ぎゆく時間に問いを立てる・・・

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妊娠したら喜ぶとは限らない夫の考え方 子供が欲しいのは私だけ?


結婚したい 子供が欲しいと望むことは幸せのデフォルトだと思う。

このことについて、世の中のカップルや夫婦はいったいどんな会話をしているんだろうか?
正直、自分のまわりのママさん連中と情報交換が乏しい私にとって、自分たち夫婦以外の会話を他家の人たちと比較する機会はまずない。

たとえば「――おれたちも子供をつくるか?」なんて、なにげなく話すのだろうか?
私の場合、夫からは子供のコの字さえ聞いたことがなかった。
もしかすると赤ちゃんが欲しいとは考えていなかった夫について、少し詳しく書いてみよう――。

早く子供が欲しいと願ったのは私だけだったのかもしれない。

私が夫に何かを話す時。
彼はいつも私を警戒していた。
子供が欲しい――。
私が押さえながら気持ちを吐露したとしても、一方、夫には〝執拗に子供を望む妻〟のうざったい要望として耳に届いていたんだろう……。
あるいは、妻から責められているとした感覚を抱いていたかもしれない夫。
私は彼を責めている気持ちなんてカケラさえなかったのに。
だから、私がどんな口調でものをいっても、夫は憤然とした態度で言葉を返してくるのだった。人は誰しも自分を守ろうとするものだが、夫のソレは瞭然だった。
子供が欲しいと夫に訴えた私。
でも、私の訴えは毎々一方的で、自分の気持ちを発信するたびに空しい気持ちになってしまうのだった。

少なくとも交友関係は私よりも広いはずの夫。
同世代の友人知人が結婚すればやがて出産の知らせを聞くこともあったはずだ。
だからといって友人知人のオメデタ話にあおられて「おれたちも考えようか」などという話は生まれない。
「もしかすると子供が欲しくない?」
夫の気持ちをはっきりと聞きたいけれどこわくて聞けない日々が続いた。
その結果、いつしか赤ちゃんの話をすることもしなくなっていた。

後になってだんだんとわかったことは、彼は子供がいらないと思っていたわけではないらしい。ただし、積極的に子供が欲しいという気持ちが無かった。
つまり、赤ちゃんがとても欲しいという私の気持ちと一致しないことが事実だった。
そんなわけで、出産は難しい問題だと思っていた。
すると一抹の不安がよぎるのだ。
それは仮に妊娠して出産したとしても、夫は心から喜んでくれるだろうか?ということだ。

まさか中絶して欲しいとは言わないだろう。

でも、望まない出産だからとその後の子育てに暗い影が差すなんていやなのだ。月並みだが、赤ちゃんってパパとママに望まれながら生まれてくるものであるに違いない。
「パパ! やったよ! オメデタだって!」
「そうかー!おめでとうー!」
純潔な私はいつだってそんな会話を夢見ていた。
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