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結婚を後悔させる理由があふれている
それでも離婚しないのは
愛が消えぬから・・・?
「結婚なんて面倒なだけ」そんなことを口ずさんでいた夜オンナも、いつしか妻となった。そして、生まれて初めて経験する〝ひとりではない幸せと喜び〟けれど幸せなんてつかの間だった・・・結婚とは・・・後悔するもの? 過ぎゆく時間に問いを立てる・・・

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離婚したい理由は女のプライド


離婚したい、と口にした経験は何度かある。

男性に対するプライドは高かった。
プライド……?
そう、私にはくだらないプライドがあったのだ。

店でナンバーワンだった私を求める男はいくらでも居た。あからさまに下心全開でアプローチしてくる人もいれば、どこかの大手企業の役員レベルならそれは淑やかで紳士的に割り切った交際を提示される経験もある。自分で言うのもなんだが、私は常に男から求められる女だった。
そんな女が選んだ結婚相手はごくごく普通のサラリーマン……
「別にアナタじゃなくとも〝いい男〟は他にいくらでもいた」それが本音だ。
「私はアナタには〝もったいないほどの女〟」それも本音だ。
そんな女と結婚したアナタは、もっと私を大切にして当然じゃないか?
それなのにどうしてなんだ…


結婚後のニャンニャンはほぼゼロとなった。(これで文意が通じるあなたは世代マスター)
結婚してからというもの、たちまち私に無関心になった夫と、愛されたいのに自ら主張することを女のプライドが許さない私。
そういう二人の距離感によって夫婦生活は途絶える。
あれほど熱烈に私を求めた恋愛期間はウソだったかのように。
幸せとは、結婚してから描かれていくものと考える私。
新婚まもなくで、素っ気ない態度で目も合わそうともしない夫。
結婚がスタートかゴールか?
おもしろいほど、二人の意見は真逆を向いたようだ……。
なぜなんだ?
私の心は揺れに揺れる。


夫婦生活に不満があるなら口にするかどうか?

私はしない。冒頭で書いたようにプライドが言わせないのだ。

過去、男性に拒否された経験なんて皆無の私。
行為自体を拒否することはあっても拒否されることは無い。だから男性との交際にはいつも〝優位観念〟のような心理が存在して、つまり平たく言うと〝女のプライド〟だ。
あるいは、拒否される屈辱体験を知らない自分。
このことをプライドと言うには少し自己擁護に過ぎるかもしれないので、本当は私の生き様によるゆがんだ思い違いなのかもしれないが……

じゃあ、満たされない欲求と壊された自尊心を他の男性にどうにかしてもらうという気持ちにもならない。
その理由は、結婚前に私に惚れた夫以上に結婚してからも私は夫に惚れていたから。
そうだ、気持ちの立場は結婚を機に逆転してしまったのだろう。

本当は私、人を好きになったことなんてなかったんだろう。
だから経験豊富であるように思うのは自己の勘違いで、実際は恋愛や結婚生活の理想も現実も知らず、ことなにかあれば「こんなはずじゃ…」と不安だけを抱えてしまうんだ。
そうでありながら、男に放っておかれるような女ではないとうぬぼれた自分が不安をさらにかき回す。
夫婦生活が途絶えることによってモヤモヤする気持ちは、次第に自分自身と夫婦観を否定する方向へ働き、それが結婚を継続できない理由となるのは時間の問題だった。
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