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結婚を後悔させる理由があふれている
それでも離婚しないのは
愛が消えぬから・・・?
「結婚なんて面倒なだけ」そんなことを口ずさんでいた夜オンナも、いつしか妻となった。そして、生まれて初めて経験する〝ひとりではない幸せと喜び〟けれど幸せなんてつかの間だった・・・結婚とは・・・後悔するもの? 過ぎゆく時間に問いを立てる・・・

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風邪対策は怠らない 「息子にうつしていない?」と義母から言われたくはないから


結婚すれば、家族や親戚が突然倍になる。
それって、よくよく考えてみれば非常に大変なこと、人円関係において。
恋愛感情に包まれている時は、相手の向こう側に存在する親族面々について気にすることもなかった。極端な話、愛する人の親族はいい人たちに決まってると、根拠のない観念があったはず。
ところが、夫なんてもともと他人である以上に、夫の親族という存在は他人である以上に愛さえない存在だ。
うまくいかない、好きになれない。
そんな感情は、夫への愛の目減りに相対するように私の胸にわき出すようになった。

義両親の考え方に違和感を覚えるようになった私‥‥‥。

――夫の両親は当時、健在。
独身である義姉と3人で暮らしていた。
一人息子でもあった夫は、両親にしてみれば身内中の〝宝物〟のような存在だっただろう。つまり、複数の兄弟姉妹がいるように愛情や期待が分散されるものでもなく夫一人に集中するものだから、夫自身もそれに応えようとする。
一人息子の夫、一家の宝物。
はたから観察していると、そんな印象を強く覚えた。
宝物……?
そんな言い方をすれば、随分と過剰な愛情に包まれて大事に育てられたようなイメージだが、実はこんなエピソードがある。

たまたま風邪をひいていた私に義母から電話があった。
開口一番、義母が私に向けたセリフとは「息子にうつしていない?」だった。
アンタなに言ってんだ?
正直そんな言葉が胸の中で踊った私。
でも、大人ぶって「大丈夫です、今日も元気に出社しましたから」と返した私。

猛烈な台風に見舞われたときだって電話が入った。
「息子はこんな日に会社に行ったの?」
会社には行ってない。
出張なんだよ、彼は。
でね、性懲りも無くまた女遊びをしてるかもしれないんだよ……。
それで私は、この台風と悔しさに女の感情を震わせているんだよ……。
義母さんって、夫が可愛くってしかたないんだろうな。
どんなに大きくなっても、夫は義母さんの〝こども〟でしかないんだ。
女遊びにふける〝おとこ〟でもある夫をアンタは知らないんだ。
でも、妻である私は全部知っている。親の知らない男の姿を。

それ以後……
風邪対策は怠らない。
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