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結婚を後悔させる理由があふれている
それでも離婚しないのは
愛が消えぬから・・・?
「結婚なんて面倒なだけ」そんなことを口ずさんでいた夜オンナも、いつしか妻となった。そして、生まれて初めて経験する〝ひとりではない幸せと喜び〟けれど幸せなんてつかの間だった・・・結婚とは・・・後悔するもの? 過ぎゆく時間に問いを立てる・・・

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「結婚しなくてもわかる」と見限っていた私が「結婚すればわかるわよ」と口にする


結婚願望の低かった自分なのに、結婚すると理想像ばかりを追うようになってしまった。

結婚生活なんてこんなものだ…だから、あまりいいように期待しないぐらいがちょうど良いと考えてしまうことも大事だが、それができない。

ここで、独身時代に描いていた理想の結婚生活を思い出してみる。
そうは言っても、私は結婚に夢も憧れも全然抱いていなかった女だ。だから理想の結婚生活と言っても、結婚すること自体が理想ではなかった。
それも、長年クラブ勤めだった私が人生を見限っていたからだろう。

私が在籍した店に限らず、高い高い金を払って女と酒に戯れるのは妻子有る男性ばかりだ。そのお相手をするのを生業とする私に彼らは口々に言う。
「嫁なんて…」
「もう冷めちゃって…」
と。
私はそういう男性ばかりを見てきた。
無論、妻のことを大事にしている男性だって世の中には多数存在するはずだが……。
そんなわけで、純愛も甘い新婚生活もどれもこれもドラマか歌謡曲の中だけのお話だと決め込んでいた私。

愛することも愛されることも、それほど面倒なことはないと思った。

そうかと言って結婚願望がゼロだったわけでもない。
いつの日か結婚はしたいと思った。さてその理由は?
愛する人と幸せになりたいのではなく不安定な水商売稼業から足を洗い安定的で日の光を浴びながら暮らしたいと考えたからだ。
きっとそれは自分本位な考えに違いないが、そういう私の考え方を認識した上でプロポーズしてきたのが夫だ。
人を愛するとか、愛されるとか、そういう行為自体が面倒に思えた。
そんな私の思考を全部知った上で、夫がプロポーズしてきた。

いざ結婚してみると私の考え方は一変した。
愛すること愛されることのすばらしさを知ったからだ。
経済的な安定?それよりも夫婦が互いの生き方や過去を尊重し合い笑顔を絶やさぬ関係でいられることの方がよっぽどか幸せであり、形ある裕福よりも目みは見えぬ愛情に照らされた結婚生活であった方がよっぽどいい。

結婚しなければわからないことは多々ある。
独身の時、既婚者の友だちに言われた。
「結婚すればわかるわよ」と。
それに対していつも思ったのがこれだ。
「結婚しなくたってわかるわよ」
――それがエゴだと知ったのは結婚してからだ。

そう言えば……
未婚の友人に対して「結婚すればわかるよ――」と、口にする私がいる。
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