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結婚を後悔させる理由があふれている
それでも離婚しないのは
愛が消えぬから・・・?
「結婚なんて面倒なだけ」そんなことを口ずさんでいた夜オンナも、いつしか妻となった。そして、生まれて初めて経験する〝ひとりではない幸せと喜び〟けれど幸せなんてつかの間だった・・・結婚とは・・・後悔するもの? 過ぎゆく時間に問いを立てる・・・

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夫婦の努力と我慢はいつも女の役目


夫婦関係を良好に継続するには努力が必要だと思う。けれど、努力が我慢になっていやしないか?

私は夫との結婚生活で、努力を欠かさなかった。でもそれは我慢だった。

離婚さえ考えさせられる夫婦仲の悪化に進展したとき、私は夫のあらゆる言動を受け入れなくてはならないともがいた。

だが、もがく割に寛容ではない私の人間性。
つまり、努力するほど我慢が強くなり、結局、夫婦という網の中でもがいている自分を感じて仕方がないのだった。

思えば、結婚するまでに交際した彼氏は友人たちとの関係性では、つかず離れずの良好な距離が自然にできて努力も我慢も感じずにいられた。
なのに結婚してから夫との関係に息苦しさや難しさ、そして我慢を強いられるようになったのはどうしてなんだろう?

その理由はひとつだけ。

結婚という人生のライフイベントで、私は夫との永遠の愛を誓ったからだ。

どんなときも私は誓った愛に背を向ける事なく夫との人生を歩むこと。そういう誓いを胸に、新婚生活をスタートさせた。
誓いとは何か? それはどんなときも夫と生きていくことであった。
それができると思っていた。
その根拠は、結婚するまでの恋人や友人たちとは程々の距離感でつきあうことが難しいことではないと知っていたからだ。

けれど結婚してみて、私はそのことには絶え間ない努力と並々ならぬ我慢が必要なことに気づいた。夫婦とは……とんでもなく近すぎた存在だったのだ。

つかずも離れずも、時として許されないような近すぎた存在が夫婦。
関わりたくないようなことであっても、近すぎて間合いがはかれないほど、ひとつ屋根の下で共に暮らすことには距離感がない。
だから、無意識でも相手の全てが目に映り気に障る。その逆も真なり、私も夫に至近距離で関知されているのだ。
独特の夫婦の距離感は〝自分のまま〟であれば解決しないほどの努力と我慢を私に強いるようになった。
どうすりゃいいんだ……?

夫婦関係を良好に続けていくために私は自分を変えることが必要だと結論づけた。

自分を変えることによって、この独特の難しさのある夫婦関係をやり抜いていこうとしたのだ。同時に、自分を変えて結婚生活を試みた結果、それでもうまくいかないのなら離婚という二文字は現実化するだろうと思った。

けれど、私の努力と我慢と変化を夫はきっと知らないだろうと思う。
男なんてそんなもの……。妻の心意気に気づかぬことが男の心意気だと勘違いしている男性も世には少なくない。
そんな男についてこい?的な愛情センスは、少なくとも私にはアンマッチなのだが……

まあとにかく、結婚して後悔しても離婚しないまま人生を過ごすには他者との人間関係などに向けた努力以上に、夫婦特有の努力と我慢が必要であり、加えて、自分を変えることで相手に同調し関係を良好にしておく手法も、賢く生きるには必要なんだと思った。
そう考える役回りは、世の常として、女であるような気がしている。
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